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XAMPPでWeb開発などをしている人は直ぐにVMPlayerに変えたほうが良い【7/8】

さて、今回はCentOSにインスコ(インストール)されているパッケージなどをアップデートする予定だ。

基本的に、と言うよりむしろ現在では当然の如く、yumコマンドでパッケージをインストールする(ソースコンパイルやrpmを作ったりするのは一度やって置くべきだ)。

Yumex(Yum Extender)というGUIソフトを使うと、グラフィカルにインスコすることも出来るが、ここではあえてコマンドラインで入力する事にする。

まずはCentOSにログインしよう。前回OSのシャットダウンではなく、VMPlayerを直接閉じていれば、勝手にサスペンド状態になり、直前の状態から再開することが可能になる。これがVMPlayerの便利なところのひとつだ。


「仮想マシンの再生」をクリックすると、「仮想マシンの状態を復元しています...」となり、だいたい20秒前後で元の状態に戻る。こりゃ便利。

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さて、無事にCentOSにログインできたら、まずはこれからたくさん行わなくてはならない設定に先立ち、まずは簡単に使い勝手を向上させてみる。

最初に行うのは、画面の解像度だ。さすがに今のままでは小さすぎる。


上部メニューバーから「システム」>「管理」>「ディスプレイ」と進めてみる。

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さて、CentOSのisoダウンロード、VMPlayerのインストールが終わったら、後はダウンロードしたCentOSのisoをVMPlayerで使えるようにセットアップする。

■仮想マシンの作成

まずVMPlayerを起動する。


これから作るCentOSは、Windows XP内に仮想的に(それでいてXAMPPより確実に正しく実行できる)インストールするLinux環境である。なので仮想マシンと名前がつけられている。

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さて、VMWare Player(以下VMPlayer)のダウンロード、CentOSのisoダウンロードが終わっていると言うことで、早速環境構築に入ろう。

まずはVMPlayerのインストールだ。ダウンロードしたVMware-player-3.0.0-203739.exeをダブルクリックし、インストーラを起動させる。
※まれに起動直後エラーになる事があるが、「キャンセル」 ボタンで最初からやり直せば問題なく進められるはず


まずはこのVMware-player-3.0.0-203739.exeが何をするために存在するのかを説明するフェーズになる。なぜVMPlayerをインストールしたいのに、わざわざVMPlayerをインストールしますよ的な画面があるかと言うと、たまにだが、「Setup.exe」という名前の、そもそも何をインストールする実行ファイルだ?なんて、ファイル名から判別が出来ないインストーラを作る適当な企業が幅を利かせる中、この説明画面があるだけで、一度実行してみて何のインストーラなのかが分かるようになっている。のかどうかはしらんが、「Setup.exe」なんてファイル名を付けるべきでは無い。その点このVMPlayerはちゃんとVMware-player-3.0.0-203739.exeという、ビルド番号まで含めた丁寧なファイル名になっているので安心だ。

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VMWare Player(以下VMPlayer)のダウンロードが終わったら、次はLinuxの準備だ。
今回はCentOS5.4のDVDのisoイメージをダウンロードする事にする。

ダウンロードする際、通常の方法でブラウザから落としても良いが、すばやく落とすために、torrentファイルを使用する事とする。

torrentファイルを使用するには、BitTorrentやBitCometなどのソフトが必要になる。あらかじめインストールしておこう。特にLinuxディストロによってはisoファイルはtorrentのみ対応、なんてこともあるわけで、ダウンロードも速くなるし、持っていて損はしないソフトだ。

俺の場合BitCometを使用している。こちらからダウンロード可能だ。もちろんフリーだ。
そして肝心のCentOSだが、こちらのFTPサイトから落とそう。落とすファイルは「CentOS-5.4-i386-bin-DVD.torrent 」だ。
このtorrentファイルはCentOSのisoファイルではない。ダウンロードしたいファイルの情報が書かれているだけで、その情報をBitCometなどのソフトに渡してやることにより、通常よりはるかに素早く目的のファイルをダウンロードすることが可能になっている。
BitCometを起動し、落としたCentOS-5.4-i386-bin-DVD.torrentをドラッグ&ドロップすると、以下のような画面になる。


メイン画面右下にセンスのかけらもない広告がセンスのかけらもない状態で表示されているが、完全に無視し、「今すぐダウンロード」ボタンをクリックし、すぐにCentOSをダウンロードすることとする。

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まず最初に断って置くが、VMWareの入手は、Vectorや窓の杜なんかから簡単に好きなソフトをダウンロードするような容易なものではない。それらには程遠く、非常に面倒くさい手順が待っているわけだ。しかも基本的にインタフェースは英語である。

ただし、日本語で書かれたマニュアルPDFがダウンロード可能なので、まず最初にこれに目を通して置く事を強く薦める。なお、このマニュアルも、書いてある事は一部実際とは違っているようなので、臨機応変に対応してダウンロードして見ようと思う。

ちなみにお伝えしておくと、これから多くのソフトをインストールし、多くの設定を行うことになるが、その程度(英語サイト、登録ウザすぎなど)の関門をクリアできないといけない。あらかじめ少しの精神的覚悟を決め、がんばって進めよう。

まずはVMWareというソフトをダウンロードする。
ここから過去のバージョンを簡単にダウンロードすることが出来るが、当然最新バージョンはダウンロードできない。使い勝手が格段に違うので最新バージョンを使うため、面倒だがVMWareが期待している登録手順を踏まえるとする。
具体的な手順としては、
  1. ユーザ登録
  2. メールアドレスのアクティベーション
  3. ソフトウェアのダウンロード
の3つになる。順を追って説明しよう。

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まずXAMPPと言うものは何か、と言う事を、個人的経験から怒りと憎しみをこめて説明してみる。

ApacheやPHP、MySQLなどの、いわゆるAMP系といわれるアプリケーション郡は、Windows版も存在する。今まではそれらを個別にインストールし、Windows上に仮想的な対Linux環境を構築していたわけだ。

しかし、ApacheやMySQL、そしてPHPやPerl、場合によってはPythonなどを全て個別にWindowsにインストールするには、かなりの時間と労力を要する。

それらの作業を強烈に短縮できるように、全て一つにまとめてしまおうとしたのがXAMPPだ。手軽だが、正直言って業務で使い物になったことは今の所一度も無い。はっきり言うと、かなり壊れかけのソフトと言うか、とにかく必要以上にストレスを溜めるだけの存在だと思っている。

XAMPPというアプリ1個で環境がそろうために、いろいろな設定が固定されてしまっている。自由度も低いし、さらにそれらの連携も正しく動いていない。
しかしもっとも悪質なのは、再起動ボタンをクリックしても「再起動なんてできましぇ~ん!」としか表示しないコントロールパネルだ。お前は何をいっているんだ?的な。

それに、XAMPPを使わない最大の理由は、

XAMPPでWebサーバ運用してる奴なんかいるのか?

だ。

FTPSもSFTPも使えるフリーで高機能なFTPクライアント「Filezilla」を使う【2/2】

さて、基本的なインタフェース設定はもう問題ないと思う。次は実際にサーバに接続するための設定を行う。

基本的にFFFTPを使っていたユーザ向けの記事になるので、WinSCPユーザなどはほとんど理解できているとは思うので、内容が低レベルでもご了承いただくことにする。

まず、接続したいサーバ情報は手元にあるはずなので、ここでは仮想的に以下の接続情報を使うことにする。もちろん内容はデタラメだ。

フゲフガプロジェクトのサーバ情報
ホスト名 example.com
IPアドレス 192.168.1.1
ID hogehoge
パスワード fugafuga

上記の様な接続情報は、ネットワーク管理者やプロジェクトマネージャ、リーダーなんかからもらっているはずだ。なので、FFFTPのパスワードが米印でわからない、と言う事は一般的にありえないはず。もしパスワードが分からないのであれば、分かる人に聞くか、サーバ管理者に新しいパスワードを設定してもらい、それを教えてもらうのが良い。間違ってもパスワードを平文メールで送ってもらったり、声に出して電話で確認するなどはしてはいけない。ソーシャルハッキングのネタになるだけだ。

というわけで、上記接続設定をFilezillaに設定してみよう。