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XAMPPでWeb開発などをしている人は直ぐにVMPlayerに変えたほうが良い【4/8】

さて、VMWare Player(以下VMPlayer)のダウンロード、CentOSのisoダウンロードが終わっていると言うことで、早速環境構築に入ろう。

まずはVMPlayerのインストールだ。ダウンロードしたVMware-player-3.0.0-203739.exeをダブルクリックし、インストーラを起動させる。
※まれに起動直後エラーになる事があるが、「キャンセル」 ボタンで最初からやり直せば問題なく進められるはず


まずはこのVMware-player-3.0.0-203739.exeが何をするために存在するのかを説明するフェーズになる。なぜVMPlayerをインストールしたいのに、わざわざVMPlayerをインストールしますよ的な画面があるかと言うと、たまにだが、「Setup.exe」という名前の、そもそも何をインストールする実行ファイルだ?なんて、ファイル名から判別が出来ないインストーラを作る適当な企業が幅を利かせる中、この説明画面があるだけで、一度実行してみて何のインストーラなのかが分かるようになっている。のかどうかはしらんが、「Setup.exe」なんてファイル名を付けるべきでは無い。その点このVMPlayerはちゃんとVMware-player-3.0.0-203739.exeという、ビルド番号まで含めた丁寧なファイル名になっているので安心だ。



この画面はそれ以外に全く用をなさないので、さっさと「次へ」ボタンで次に進む。


次の画面では、VMPlayerをどこにインストールするのかを決められる。「変更」ボタンをクリックすると、インストールする場所を変更できるが、あらかじめC:\Program Files\VMware\VMWare Playerという、ちゃんとしたWindows的に正しいパスにインストールされるようなので、ここでは「次へ」ボタンでさらに次に進む事にする。
余談だが、とあるタブレットメーカーのとある「ビズタブレット」という粗悪品を買ってしまった事があるのだが、ドライバをインストールすると、なんとCドライブ直下にインストールされた。この件に関して、あまりにも酷すぎるので、せめてWindowsフォルダ内にインストールする事は出来ないのかと電話で問い合わせた事があるが、そう言うことは出来ないし、補償されないと言われた事がある。インストーラのGUIも、まるでWindows 3.1時代のようなクソ画面だったし、すぐさまやっつけで作ったと言うのが理解できるわけだが、こういうものは製品事態、リリースしないで欲しいものである。Windowsが良いか悪いかとは別に、ちゃんと決められた場所に正しくインストールして欲しいものだ。
次に進むとこういう画面になる。

 

ここでは、デスクトップにショートカットを作るか、スタートメニューにVMWareというプログラムグループを作るか、クイック起動バーにVMPlayerを入れるのか、などをチェックボックスで選択する事が出来る。

デフォルトでは全部にチェックが入っているが、俺はスタートメニューがごちゃごちゃするのが大嫌いなので、プログラムランチャ用にデスクトップ にショートカットを作るのみとした。適宜、貴様の好きにするが良い。

好きにしたら、例によって「次へ」ボタンをクリックする。

 

この画面では、いわば貴様の覚悟を試されるというフェーズだ。

本当にその設定で良いのか?もう後戻りはできないぞ、と言わんばかりに、今ならまだ間に合う!「戻るをクリックしてください」と、最後のチャンスを投げかけている。

俺たちエンジニアはこういった二者択一を迫られるシチュエーションが多々あるのだが、最悪インストールしなおせば良い、という安易な回答に身を寄せることも多いはずだ。
なので、ここは躊躇せず、「続行」ボタンをクリックするべきだ。

ここだけ「次へ」ではなく「続行」というのも、「覚悟の時間を作ってやるから今は作業を中断してやるよ」と言わんばかりの高圧的且つ傲慢な態度をとられている状態である。

男なら挑戦は受けるべき。ここは「続行」ボタンをクリックだ。

 

そう、続行するとすぐにインストールが始まる。もうあの設定をやり直すことは出来ない。だが、それが良い!

インストールが終わるまで、正座でもして待つことにする。

 
どうやらインストールは正しく終わったようだ。

ここでは、あえて最初のフェーズと同じデザインを採用する事により、恐怖の後に安堵感を与えると言う憎い流れを実現するのに成功している。多くの人がこの画面デザインによって安心感を得たのではないだろうか。かく言う俺も少しだけ安心したもんだ。

そして残念ながら、あの憎き再起動を強制的に迫られている状態だ。もちろん「後で再起動」という選択肢を選ぶことも出来るには出来るが、再起動しなければせっかく苦労して面倒くさいフォームとメールのやりくりをクリアしてゲットした、このVMPlayerを使うことは絶対に出来ない状態である。つまり、選択肢を設けてはいるが、最終的に再起動しなければならないことは必須であり、再起動しなければならないことは火をみるより明らかだ。

ここまできて極めて残念だが、「あとで再起動」ボタンは無いと考え、素直に「今すぐ再起動」ボタンで再起動する事にしようではないか。

 

そして無事に再起動が終わると、デスクトップにはVMPlayerのショートカットアイコンが設置されている。インストール時に設置されてはいたのだが、あえてここで画像を出してみた。

というのも、前バージョンでは、スレートブルーにライトゴールデンロッドイエローのマークという、いうなれば汚らわしい汚物デザインだったアイコンが、背景がすべてなくなり、すっきりしたきれいなアイコンに変貌を遂げた事をここに記しておきたいからだ。

以前まではまるで夢に出てうなされるかの如く、悪魔の彩色を使用した、存在自体がアルマゲドンと言えるアイコンだったので、今回のアイコンがきれいになって、非常にうれしく思う。これでもう寝覚めが良くなる事は請け合いだ。

というわけで、早速このアイコンをダブルクリックしてVMPlayerを起動しようじゃないか。

 
 
そう、ただでは起動させてくれない。またしても選択肢だ。しかも今度は「OK」ボタンしか存在しない!!1個しかないボタンはクリックせざるを得ないでは無いか!!

しかし大丈夫だ。俺たちにはラジオボタンがある。

画面を良くみると「使用許諾契約の条項に同意します」と「使用許諾契約の条項に同意しません」という、たった2文字しか違わない文字列が選択肢として準備されているでは無いか。

まるで「どっちを選んでも、結果は貴様の責任じゃ!」という悪魔のささやきのようなこの選択肢、ちゃんと選択肢を文末まで確認しておかないと、同意するつもりが同意しませんになってしまう事もあるため、非常に危険度が高いフェーズとなっている。

慎重に、上側の「使用許諾契約の条項に同意します」にチェックをいれ、「OK」ボタンで次へ進もう。もちろん、メインである条項は一通り目を通しておくのがマナーだ。


これを見よ!!これこそが貴様と俺の憧れの的、VMPlayerの画面である。

ちなみにすでに前バージョンのVMPlayerで使っていたバーチャルマシンがいくつか存在していたため、左側にはFedoraやUbuntuなどが表示されているが、初回であればここには「ホーム」しか表示されて無いはずと言う事を断っておく。

まだつづく。