■開発環境って変化するよね
いくつかの開発環境を紹介してきたけど、開発環境って色々変化すると思うんだよ。
だから引き続き、定期的に使ってる環境の構築方法を紹介して行こうと思ってるんだ。
ちなみに過去の開発環境の記事はこんな感じだね。
- 2010年02月XAMPPでWeb開発などをしている人は直ぐにVMPlayerに変えたほうが良い【全8記事】
- 2011年04月Windowsにサヨナラだ!!〜 Fedora15 〜【全6記事】
- 2011年08月Linuxを使ったWeb開発環境を手早く構築する【全3記事】
結構古い内容になってるので、この通りやっても動かない!とか言われても、口からクソ吐いてるだけとしか思えないので、予めご了承頂きたいからパペッピポ。
■全体の内容
さて、今回はなんとWindowsをベースにした開発環境だ。
以下の表を見れば、何をやるのか一発で理解できると思うよ。
ホストOS | Windows 7 Home Premium(64bit) |
---|---|
ゲストOS | Fedora17 x86_64 |
ネットワーク構成 | ホストからゲストへSSH可能 ゲストはインターネットへ参加可能 ゲストは外部からアクセス不可 |
接続方法 | ssh2を使用してコンソールにてアクセス sambaを経由してゲストのファイルをホスト側で編集 |
なんでWindowsで開発すんの?Linuxサーバにデプロイするんだから、Linuxで開発するのが良いんじゃないの?俺そうだと思ってずっと信じてきたのに、裏切られた気分だプギャ!と思ったら、とりあえず近所のセコい図書館にでも行って受付で全裸になって『快楽天ありますか!?』くらい聞いてこいやボケ。そもそもがそんな精神状態で俺のブログを見るんじゃぁない。自己崩壊してしまうぞ!!
というわけで、以下を読みやがれ。読めば理解できるポンス!
- LinuxのGUIが不安定すぎてすごい!!
- Linuxの方が圧倒的に便利ソフトが少ないからすごい!!
- LinuxのNetBeansがトチ狂っててまるで使えないからすごい!!
- LinuxのChromeが完全にクズ化しててすごい!!
- Linuxの日本語入力がクソすぎてすごい!!
- その他数多の理由を想像せよ!
当然Linuxは良いOSだし素晴らしいから、これからもずっと一緒だよダーリン!という感覚ではあるんだけど、さすがにWindowsみたいに気軽に情報入手できないし、ディストロの違いも大きい。
ちょっと検索するとCentOSやらubuntuやらのハンパなOSばっかりがヒットして、Fedoraがまるでヒットしない。
まぁ俺自身Fedoraの人柱みたいなもんなので、しょうがないといえばしょうがないんだけどね。
自分で選んだOSだから、面倒見てあげたいとは思う。
つーわけで、まぁWindows万歳ってわけじゃないけど、当然Windows側にも幾つかの問題があり、以下の様な修正も余儀なくされたわけですよ。えぇ。
- WindowsのNetBeansがプチフリどころかバリフリするのでウンコ!
- WindowsのファイルシステムがNTFSとかいう腐れ外道のゲス仕様でウンコ!
- WindowsのGitがまるでいうこと聞かなくてウンコ!
- Windowsのフォント表示がクソすぎてウンコ!
- その他数多の理由を想像せよ!
だね。
もう最近はNetBeansとか使わないで、PoderosaでSSH接続したコンソール上で、vim使ってるよ。お陰で色々vimのコマンド覚えたし。
まぁみんなはWindowsで使い慣れたIDEとかエディタを使えばいいと思うよ。多分みんな、今までWindowsで作業して来たと思うから、比較的短時間で今回の開発環境を導入できると思うし。
ちゅーわけで、早速行ってみよう。
■ソフト落とせや、坊主( ´ー`)y-~~
必要なソフトは以下だ。
VirtualBox | 仮想化ソフト。これを起動した状態でFedora17を走らせる。 |
---|---|
Fedora17 iso | LinuxのOS本体。iso版をダウンロードしておく。 |
Poderosa | WindowsからLinuxへ通信できる端末。 |
Filezilla | WindowsからLinuxへファイル転送できるソフト。 |
ソフト名にリンク貼っておいたのでクリックして落としてインストールしておくと良いね。
VirtualBoxは以下のリンクの『for Windows hosts』横の『x86/amd64』をクリック
Fedoraは以下のリンクの『x86_64 インストールDVD』をクリック
Poderosaは以下のリンクをクリック
Filezillaは以下のリンクボタンをクリックだ。
■仮想か?坊主( ´ー`)y-~~
そう、仮想である。
VirtualBox内にFedoraをインストールするのだ!!
やり方は簡単だから教えない。
というのは冗談で、以下順でやっておけば問題ないし、ヤバいくらいイケてる。
【↑】『新規』アイコンのボタンをクリックして『新規マシンの作成ウィンドウ』を出す。
【↑】ここではそのまま『次へ』ボタンで次へ進もう。
ここで作成するのは、OSが入っていない状態のPCそのものだ。
OSは後でインストールする。
【↑】次の画面でPCの名前を決める。ここでは『Fedora17CUI』という名前にしておいたけど、別に『Suicidal』とか『Overkill』とかでも何でもいいし、『ウンコマシン!』でも『アイツにギルティ!』でも『領収書はいりません!』でも『団地妻と電気うなぎ』でもなんでも良いわけだ。好きな名前をつけると良いね。
ただし日本語にして正しく動くのかどうかはやったことないから知らんですぞ!!
【↑】次は搭載メモリだ。
俺のWindowsマシンには8GBのメモリが乗っているので、その内の半分、つまり4092メガにしてあるけど、しょぼいマシンでVirtualBoxを動かすなら、2048メガくらいにしておくのが良いかもね。
スライダーのハンドルを直接ドラッグするのではなく、スライダーのレール部分をクリックすると、コンピュータ的にキリの良い数字に勝手にハンドルが移動してくれるので、指定が楽になるからそうしたほうが良いですぞ。
【↑】そしてOSを入れる部分である、仮想ハードディスクの設定だ。ここは何もいじらず『次へ』ボタンで次へ進む。
【↑】今度は少し大きなウィンドウが開く。これは仮想ハードディスクのタイプを選択する画面だ。ここもこのままで『次へ』ボタンで次へ進もう。
【↑】この画面では、一度決めたハードディスクの領域をあとから変更できるようにするのかしないのかを設定するだけど、変更するかもしれないので『Dynamically allocated』が選択されたままで『次へ』ボタンで次に進む。
【↑】で、次にハードディスクの容量だけど、Web開発でCUI環境なら、32GB程度あれば十分。ちなみに俺のWindowsマシンは超ハイスペックだし超大容量だし超イケてるし超ヤバいから、64GBにしてある。
【↑】最後に、これでよろしおますか?と聞かれるので、内容を確認し、問題なければ『Create』ボタンで仮想PCの設定を完成させよう。
【↑】最初のウィンドウに戻るので、ここでも確認し、『Create』ボタンをクリックだ。これで仮想PCが作られる。
【↑】初期状態ではこのように、電源オフと表示されている。
ダブルクリックで起動できるが、その前に仮想DVDトレイにFedoraのDVD、つまりダウンロードしてあるであろうfedoraのisoをセットしておかないといけない。
詳しくは、次を読めぃ!!
■仮想だ!坊主( ´ー`)y-~~
【↑】さて、作成した『Fedora17CUI』を選択した状態で、今度は『設定』アイコンボタンをクリックしようぜ。
【↑】こんな設定ウィンドウが表示される。この画面では特に何も設定しなくて良い。
【↑】左側メニューから『システム』を選択し、『マザーボード』タブの『IO APICを有効化(I)』にチェックを入れよう。CPUを複数設定する場合に必須だ。
【↑】同じメニュー内の『プロセッサ』タブを開き、プロセッサ数を2に変更しよう。もちろん使ってるWindowsマシンがCore 2 duoなどの古いCPUなら、2にすると2つともFedoraで使っちゃうから悪い意味でヤバい。よくわからない場合は1のままにしておこう。
Core 2 Quadや、Core i5、i7などだったら迷わず2に設定しよう。
【↑】次は『ストレージ』メニューを開き、『IDEコントローラ』内に表示されているCD-ROMのアイコンをクリックして選択しよう。選択すると右側に属性が表示されるので、CD-ROMアイコンをクリックして、ダウンロードしたFedoraのisoファイルを選択する。
これで、DVDトレイにFedoraのisoを乗せた状態になった。
ネットワークやオーディオなどは現状のままでOKなので、これで一旦『OK』ボタンで確定しよう。
※ネットワークは後ほど変更する予定。
■Fedoraだ!坊主( ´ー`)y-~~
さてと、これであとは仮想PCの電源を入れれば、勝手にFedoraのisoが起動し、Fedoraのインストールが始まる。
もし起動してすぐにエラーで起動しない場合、使ってるマシンがCPUの仮想化に対応してない可能性がある。そういう場合は使ってるマシンのBIOS画面で、仮想化をONにすれば問題なしだ。
というわけで、シトロエンの孤独バリに仮想化ネタは次回に続く!!!
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