ずっとThunderbirdを使ってメールを送受信してきた。バージョン1の時からだ。
その前はシェアウェアのBecky!を使っていたが、どうしてもLinuxとWindowsで共通のメーラを使いたかったので、Thunderbirdに替えたと言う流れである。
Becky!は今でもお勧めのメーラだ。だけど俺はThunderbirdに完全移行した。
バージョン1のThunderbirdは、そりゃもう酷いのなんのって、受信ボックスが壊れるわけですよ。復旧しようにも、当時は情報が皆無。頭に来て全部消した。
バージョン2のThunderbirdは、そりゃもう酷いのなんのって、受信ボックスが壊れるわけですよ。復旧しようにも、すでにメールが削除されてしまっているので、できない。
バージョン3のThunderbirdは、そりゃもう酷いのなんのって、特定のメールフォルダが勝手に削除されたりするわけですよ。復旧しようにも、数百通あったメールのファイルサイズがすでにして2kbとか、すでにこれ消えてるよねって結論に至る。実際消えてたし。
FireFoxもそうだけど、どうもMozillaの製品は長く使うに耐えうるものではないと言う結論を出したくなる現象が多発する。
個人的には、メールというプロトコル、メーラというソフト、そして仕事や携帯でメールを使うと言う文化が大嫌いなんだけど、すでにそういった環境が普通になりつつあり、メールを読まないと怒られるという、意味不明な文化が社会的に浸透し切ってしまっているので、ご他聞にもれず俺もメーラを使うことにはしている。
メールというのをその程度の低質なものと理解しているので、たかがメールなんかのために、アホみたいに復旧タスクなんかをこなしたくないと思っている。
だから不具合が出れば、すぐに別のメーラを使うようにしている。今回はThunderbird3をやめる事にした。
さよならThunderbird。ありがとうとは言わないよ。
というわけで、自宅で職場メールの送受信専用に使っていた、Operaを使ってみる事にした。
職場でもThunderbirdからOperaに変更したんだけど、いろいろ発見があった。
正直言うと、驚くべき使い方というか、なんていうのかうまく言えないけど、既存のメーラの使い方ではない、それでいてなぜかかなり効率よくメールを処理する事が出来るという、これはもしや手放せないソフトなのでは?と思わせるソフトだった。
インボックゼロという仕事術があるんだけど、もしそれをThinderbirdとかで実践している人がいたら、即刻Operaに替えた方が良い気がする。
ただ、Thunderbirdにたくさんアドオンを入れている人は注意が必要だ。当然、OperaにはLightningなんてアドオンないし、タスク管理としては別の方法になってしまうけど、Operaにはいろいろな機能が最初から含まれている。たとえばいつも使う定型文なんかはメモ機能で内容を保存しておけば、いつでもコピペする事が出来る。
具体的にどういった使い方をするのか、だけど、まずはOperaをダウンロードしてもらいたい。
メールアカウントを作成しないとメール機能が使えないし、メール自体、かなり癖のあるインタフェースで、最初は戸惑うかもしれないが、正直Operaメールに慣れてしまうと、もうThunderbirdなんかの良くある捻りのない古臭いメーラは使いたくなくなる気がする。
ということで、次回からOperaメールの使い方を解説してみたいと思う。
つづく。
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