俺はCakePHPを長年使ってきているんだ。
当時はPHP製のフレームワークが乱立していて、選択肢として決定打に困る状況だったため、存在するフレームワークをひと通り、ほんの片足突っ込む程度だけど体験してみた。
などなど。
これらを週末チクチクいじり、大体1年くらいかかったけど、紆余曲折あって一番ダサそうなCakePHPを選択したんだ。
そしたらCakePHPって意外に人気があることに気が付き、仲間もたくさん増えたという嬉しい結果となった。
そんなフレームワークのCakePHPも、今ではたくさん外部サービスと繋げられるようなプラグインが出揃ってきた感があるので、ひとまず開発環境という意味で俺自身のベンチマークでもやってみたいよね、って思ったので、ちょっとやってみようかなと。
■2012年時点でエンティティ+バウンダリ+コントローラ的なものがひと通り出揃ってきたのでそれらを組み合わせようと試みる
まずメインとなるフレームワークはCakePHPの2.0を使う。2.1は結構中身が違うのと、まだ習得してないので避ける。
それ以外に使うものとして、まずは見た目部分ではTwitter Bootstrap2を使う。
ただしそのまま使うとどれも同じ見た目になってしまうので、Twitter Bootstratp2をダウンロードするまえに、Bootswatchにてイメージに近いテーマをダウンロードすることにする。
LESSなどのデベロッパーフレンドリーなテクノロジーは、あくまで開発者の自己都合の押し付けと思っているので、使わなくてもいいと思ってる。
LESSもSASSもユーザには全く関係のないエンティティ。最終的にはCSSになるわけだし、そもそもCSSの書式なんかだってユーザには全く関係がないので、こだわりはすでに捨ててる状態。
当然、LESSだってSASSだって、知らないより知ってたほうが断然良いに決まってるし、最近増えてきたIT女子にドヤ顔出きる事うけ合いなしだから、婚活にも使えるすごい技術だと思う。今すぐに覚えてLESS勉強会をデザイナ女子向けに開催してもいいよね、そこらのコワーキングスペース借りたりして。
あ、俺も婚活しようかな!!( ゚∀゚ )
■できるかできないかじゃなくてとにかくやってみろってんだ!話はそれからだプペポ
というわけで、Bootstrap関連は以下の手順で導入すると言う事で話を勧めるよ。
- InitializrでHTML5対応版Bootstrapをダウンロード
- Bootswatchで好きなテーマをダウンロード
- CakePHPのプラグインBootStrapをダウンロード
- CakePHPのSearchプラグインをダウンロード
- CakePHPのDebugKitプラグインをダウンロード
- 簡単なデプロイ
- 掲示板を作ってみる
- 掲示板をブラッシュアップしてみる
- クソして寝る
そうそう、クソしたらちゃんとケツは拭くんだぜ。
これは怠けちゃいけない。絶対だ!!
■Initializr落とし!
http://www.initializr.com/
ここにアクセスだ。
ここから『Bootstrap』をダウンロードだ。右側の青い四角をクリックする。
クリックしないと始まらないので必ずクリックする。
すると色々カスタマイズ可能なジェネレータページが表示される。
びっくり!
簡単だけど、以下に全体の説明を書いておくので参考にされたし。
No template | テンプレートなし |
---|---|
Mobile-first Responsive | モバイル優先テンプレート |
Responsive Bootstrap 2.0.3 | Twitter Bootstrap2向けテンプレート |
Modernizr | 様々なブラウザに自動的に対応してくれるライブラリ。http://javascript.webcreativepark.net/library/modernizr |
---|---|
Just HTML5shiv | IE6/7/8でHTML5を無理やり解釈させるライブラリ |
Respond - Alternatives | IE6/7/8でレスポンシブデザインを適用させるためのライブラリ |
.htaccess | HTTPDにApacheを使っている場合のファイルタイプなどを設定するファイル |
---|---|
nginx.conf | HTTPDにNginxを使っている場合のファイルタイプなどを設定するファイル |
web.config | HTTPDにASP.NETを使っている場合のファイルタイプなどを設定するファイル |
Minified | 余計な改行などを省いた本番サーバ向けjQuery |
---|---|
Development | 開発版jQuery |
CSS | 一般的なスタイルシート |
---|---|
LESS - Tutorial | 変数などが使えるLESS言語。コンパイルしてCSSに変換する必要がある |
Chrome Frame | IEでChromeの機能を使えるようにするライブラリ |
---|---|
Analytics | Googleアナリティクスタグの使用 |
Build Script (6MB) | H5BPのビルドツール |
---|---|
IE Classes | IE対応クラス |
Favicon | favicon.ico |
Apple Touch Icons | iPhone向けfavicon |
plugins.js | プラグインローダー |
Robots.txt | 検索エンジン向けヒントファイル |
Humans.txt | 作成した人たちの説明文。http://humanstxt.org/JA |
404 Page | 無効なURLが叩かれた際に表示するエラーページ |
Adobe Cross Domain | 別サーバからのアクセスを許可するためのファイル |
今回は以下のような選択をしてみた。
画像が小さいから見えないだろ?クリック!クリック!!
この状態でページ下段の『Download It!』というオレンジの四角をクリックすれば、ワンセットでダウンロードできる。落ちろぉ!!
今回は『initializr-verekia-3.0.zip』というファイル名になった。
このファイルは早速解凍しておこう。ただし解凍する際、親フォルダがないので、デスクトップなどに予め『Initializr』などの名前でフォルダを生成しておき、その中に解凍しないと、いろいろなファイルがバラバラになって愉快なこと必須。多分眠気が襲ってくるね、割と本気で。
そして解凍すると中身はこんな感じだ。
この時点で、例えばhuman.txtや404.html、robots.txtなんかを編集しておくと良いかもね。それぞれ専用サイトがあるとおもうので、そこでジェネレートしてもいいかも。
今回は特に変更しないで、このまま進める。
続くから待つが良いよ。
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